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わび、さび、さわり

寿司屋にできてきそうな言葉、
「サワリ」と言う言葉が三味線業界にはありますが、
最初は全く意味が解りませんでした。

この『さわり』とは何のことかというと・・・

三味線と『浄瑠璃』の関係

浄瑠璃は、琵琶法師が平家物語を琵琶で
伴奏をしながら聴かせたところから、
派生して三味線になり語り継がれたそうです。

詳細は割愛しますが、元は浄瑠璃の
「聞かせどころ」「聞きどころ」から来ているそうです。

浄瑠璃の「聞かせどころ」「聞きどころ」である、
「さわり」の意味はわかりましたが、会話の無い
三味線でいう「サワリ」とはなんでしょうか?

実は三味線の一の糸(弦)を弾いた時に鳴り響く、
「ビ〜〜〜ン」という共鳴する音のことを言います。

さらに、その音は最後の最後で
若干、音が変化するのですが、

それが「サワリ」と呼ばれているのです。
(現象のことです)

弦楽器としてだけで考えると「雑音」とも
解釈が出来なくもありませんが、

三味線では、その雑音を「サワリ」と捉え、
楽器の音の1つとして受け入れられています。

三味線の巧妙な仕掛け

雑音とは言いましたが「サワリ」は
実に巧妙な仕掛けにより仕組まれています。

三味線を実際に見てもらうと分かるのですが、
『一の糸』だけが直接、棹に触れるような、
仕掛けがあり、機能の1つとなっています。

中でも『吾妻サワリ』は、自分で響きを調整が
出来るように天神部分にネジが組み込まれています。

また「山サワリ」は、上駒は、
「一の糸部分」がありません。とはいえ、
どちらが良いか、悪いかではなく、好みなので、
音を探しながら楽むのもいいと思います。

「シャミコかどまる」は通常タイプと違い、
天神部の糸が触れるパーツに「真鍮」を使用。

音質の向上に一役かっていますので、
聞き比べてはどうでしょうか。