2014年頃、
宴の席で聞いた三味線の音色に魅せられた当社代表二宮が三味線を習い始めたのがはじまりです。
次第に音楽に興味のある社員が集まり輪が広まって、三味線サークルが作られました。
二宮は三味線の練習を繰り返すうちに、楽器としての魅力に取りつかれ、
また同時に「この素晴らしい楽器をもっと多くの人に使ってほしい」との思いが膨らみ始めました。
一般の人が三味線に抱くイメージは「敷居が高い」、「楽器が高い」、
「どこで買えるのかわからない」などです。
そんなイメージを払拭するためには三味線の裾野を広げる商品が必要と考え、
その頃と同じ時期に、
中小企業の振興策として新しい東京土産を作ろうという計画が持ち上がったのをきっかけに、
三味線を現代風にアレンジした手軽で親しみやすい三味線をテーマに開発が始まりました。
4年間の試行錯誤の末に、
胴に木製の枡を、胴に貼る皮には動物の皮に代えて
特殊紙を使ったオリジナル三味線を開発することが出来ました。
名前は三味線の子供にちなんで「SHAMIKO(シャミコ)」と名付けました。
株式会社セベル・ピコは宝飾品パーツメーカーとして40年以上の実績があります。
経営理念に掲げる「美しく、使い勝手の良いものづくり」の精神で
手塩にかけて作ったオリジナル三味線「SHAMIKO」。
この「SHAMIKO」の物語はこれからも続いてゆきます・・・・。