《三味線体験教室》のお手伝いをして来ました!
これだけ「シャミコ」が並ぶと壮観ですね・・・。
日本の音楽は、大まかに分けると、
古代、中世、近代、現代と分ることができます。
それまでは、中国などアジア圏の音楽が主流でした。
明治以降は西洋文化が一挙に押し寄せ、
世の中の音楽も西洋音楽が主流に変化して行き、
学校の授業も西洋の音楽が主流になりました。
しかし、近年は見直され、2002年中学校の
音楽の授業では和楽器が項目に追加されましたが、
その一方で、先生も生徒も和楽器には
触れたことが無い方もたくさんいます。
また、本来の和楽器は繊細なため扱いも難しく、
気温湿度で自然と破けた三味線の皮を見て、
誰かのイタズラだと思い込み
何日も犯人探しをした・・、という人もいるとか。
三味線は、繊細な楽器なのです・・。
そのくらい三味線は、保管中でもトラブル発生が
日常的に起こり得るのです。(大切に扱えば大丈夫です)
そんななか今回、公立小学校の4年生、
5年生のクラスで2日間に分けて、
『三味線体験教室』のお手伝いをしてきました。
熱心に弾き方を聞いています・・・。
三味線の先生が、伝統的な三味線と今回、練習する
『シャミコ』との違いを実物を見せながら説明し、
子ども達も熱心に聞いてたのが印象的です。
なかなか、「サマ」になっていますね!
初めて和楽器を触ったり弾いたりした、という
生徒も多いのですが、おじいちゃんや、
おばあちゃんは三味線を持っていたとか。
画像は無いのですが・・・
中には「三味線」披露してくれた生徒も。
すっかり、クラスのヒーローになってました!
将来が楽しみですね!
このように「シャミコ」がキッカケで、三味線や
日本の歴史、他の和楽器にも興味を持ってくれて、
日本の伝統を踏まえつつ、後世に繋がる新しい
良い音楽が将来、誕生すると良いですね。