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この木なんの木、気になる木

三味線には、いろんな種類があります。
例えば、民謡、地歌、常磐津、長唄、
津軽、義太夫、津軽・・とあります。

そのジャンルにより、使う三味線の種類も
変わってくるのですがご存知ですか?

例えば、以下のような種類があります。

・細棹(ほそざお)
・中棹(ちゅうざお)
・細棹(ほそざお)

の3つが主流となっています。
また、同じくそれぞれの棹によって、
『胴』の大きさも変わってきます。

一般的に、『棹』が太いほど、
『胴』の大きさや木の厚さも変わります。

それによって、音色も太い棹の方が、
太くチカラ強くなってきます。

さらに『木材』も違いがあります。
では、どんな違いがあるかご紹介すると・・

高価な順に…

・紅木(こうき)

一番高級とされる木で、今では、手に入りにくく
なっている絶滅危機だと聞きます。また、
木材自体が固い為、今では入手が困難な、
種類となっています。

堅い為、棹が減りづらいのも特徴です。
もともとはインド地方から入ってきた
木材で、特に三味線用ではなく、たまたま、

紅木を使い作らせたら評判が良かった・・と
言う事らしいです。それまでは『紫檀』の
棹が高級とされてきました。

・紫檀(したん)

紫檀の材質は紅木に次ぐ堅い棹を作る事が
できますが、最近ではだんだんと、
手に入りにくくなって価格も高騰気味になっています。

紫檀の家具や数珠で見た事があるかもしれません。
そのうえで、紫檀には、
浄化・平静・調和・寛容・高い意思があるそうです。

・花梨

花梨は一般的な木材で、胴(本体)の部分は、
この花梨の木を使っています。また3種のうちで

一番柔らかい木材の為、加工もしやすくなっているのが
特徴です。家具の材料としても使われたりします。

安く手に入るとは言いつつも、
高級グレードの花梨も存在します。

このように、三味線にはいろんな材質の木が
使われています。その為、保管がデリケートだったり、
価格に変動が出るのは仕方が無いかもしれません。

そのうえで、シャミコは、このような保管や、
扱いがデリケートな部分を極力排除して、
老若男女がいつでもすぐ使える・・
そんな三味線をお届けしたかったのです。

因みにシャミコは『ラバーウッド』という木材を
使っています。通称『ゴムの木』と呼ばれ、

ゴムの種液を採取しますが、その後の木を
利用しています。強化パルプの『皮』といい、

シャミコは、動物保護、エコの観点でも
商品の開発をしています。